よくも悪くも話題になっている楽天モバイル。
2020年4月から国内第4のMNOとして始動し、1年間基本利用料が0円という強力なキャンペーンを打ち出してユーザー獲得を図っています。
しかも多少の条件はあるものの、通信量も通話時間も無制限!だから限界がない=楽天アンリミットと命名されています。
※楽天モバイルが社名で、楽天アンリミットはサービス名です。
価格面では他社を圧倒している楽天モバイルですが、最大のネックだったのがiPhoneではアンリミットにならないということでした。
しかし、サービス開始から3か月を経て、ようやくiPhoneでもアンリミットできるようになったんです。
楽天リンクのiOS版が登場!
アンリミットできなかった理由は、アンリミットをするために必須となるアプリ「楽天リンク」のiOS(iPhoneのOS)版がなかったことです。
楽天アンリミットで通話無料にするためには、「楽天リンク」から発信しないといけないんです。スマホにプリインストールされている電話アプリを使うと、きっちりお金を取られますので。
だから「楽天リンク」が使えないってことは、通話料がかかるってことなんですよ。
その「楽天リンク」にiOS版が出たので、iPhoneでもアンリミットできるようになったってことなんですね。
しかし、iOS版には作動条件があります。
IOS版の作動条件って?
iOS 13.5.1以降(推奨)※4を搭載したSIMフリーのiPhone XS、iPhone XS Max、iPhoneXR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone SE(第2世代)
なお、iPhone X以前に発売されたiPhoneのモデルは、 Rakuten Link 動作保証対象外※5です。
※4今後、OSのアップデートにより、アプリが利用できなくなる場合があります。
※5「Rakuten UN-LIMIT」の料金プランの対象となります。詳しくは料金プランページをご覧ください。
楽天モバイル公式HPより
残念ながら古いiPhoneは対象外みたいです。iPhoneは性能が良いため、古い世代を長く使うユーザーが多く、この点はiPhone8以前を使っている人には残念ですね。
ただ、あくまで動作保証対象外というだけで動かないとは言っていないのでOSのバージョンさえ満たせば動く可能性は十分にあります。
iOS13.5.1自体は、iPhone6s以降に登場したiPhoneに配信されていますので、いずれ家にあるiPhoneSE(第1世代)検証してみたいと思います。
ただし、楽天モバイルという会社自体がiPhoneを発売していないため、アップルにとってのオフィシャルパートナーではありません。そういう意味では、どのiPhoneであろうと完全に動作保証しているというわけではないのですけどね。
アプリ側を最適化させていくということなのでしょう。我々ユーザーとしては、きちんと使えればオッケーですけどね。
契約を検討している人は急いだほうが良いかも
以上、楽天アンリミットがiPhoneで使えるようになった件でした。
国内スマホシェアの4割を誇るiPhoneが対応するようになったのはめちゃくちゃ大きいですよね。
個人的に楽天モバイルが契約数を伸ばせない最大の理由がiPhoneではアンリミットできないってことだと思っていましたので、これはかなりの追い風になるのではないかと思っています。
楽天アンリミットの1年間基本使用料0円キャンペーンは、300万名までとなっています。2020年6月末時点で契約者数が100万名を超えたそうなので、下手すれば年内には終わってしまうかもしれません。
これほど破格のキャンペーンは、今後国内第5のMNOが誕生しない限りないだろうと思われます。
今なら契約手数料以上のポイント還元もあるので、0円どころかちょっと得してしまうという、恐ろしいまでの太っ腹ぶりを見せています。検討している方は、ぜひ早めに確保することをおすすめします。