もはやちびっこの定番アイテムとして定着した感のある「バランスバイク」
これは簡単に言うとペダルのない超小型自転車のようなもので、2歳くらいの小さい子でも無理なく乗れて、バランス感覚が養えるというところから人気に火がついたように思います。
我が家には現在6歳と4歳の男の子がおりますが、ご多分に漏れず人気の火付け役で元祖ともいえるストライダーを使いました。
上の子はすでに自転車に乗り換えていますが、実際に使ってみた感想と類似品も含めた後悔しない選び方を紹介します。
効果は間違いなくあるよ!
バランスバイクに期待する効果といえばバランス感覚を養うってことですよね。「すぐに自転車に乗れた!」っていうレビューを良く見かけます。
私の子どもはですね、、、
「すぐに自転車に乗れましたw」
上の子は2歳からストライダー歴2年にして、4歳過ぎに自転車の練習を始めて、数時間の練習で乗れるようになりました。
下の子も現在自転車を練習していますが、ほぼ乗れています。
バランスをとることはすでにOKなので、「ペダルをこいで進む」というところさえできるようになればすぐに乗れるようになりますよ。
それから小さいうちから手軽に運動させられるのも良いですよね。
幼児といえば4輪のアンパンマンゴーゴー的なやつのイメージですが、どうせ乗せるなら、バランス感覚の養える2輪の方が良いですよね。
あとは、移動速度が大幅に向上するので、わざわざゆっくり歩く必要がなくなり、一緒に歩くのが苦にならなくなります(笑)
ストライダーを本家として、いまでは同じようなバランスバイクがたくさん出回っています。
ここからはすでに4年間ストライダーを使用してきた私が、後悔のしない選び方を紹介します。
軽いものを選ぼう!
使い始める年齢を想定してください。だいたい2歳前後ですよね。
2歳の子にとっては、数Kgでも爆おもですよ。
操作しきれなくて転倒する原因にもなるし、いざ倒れたときに足が挟まれたりして危ないです。
だからこそ、軽さはかなり重要な、いや最重要ファクターとしてとらえて良いです。
うちも悩んだ末に、結局ストライダーにして良かったなと思ったのは、とにかく類似品に比べて軽かったことです。我が家が悩んだあの日から月日が経って、後続商品もいろいろと増えているでしょうが、とにかく軽さ重視、これは普遍的なものでしょうよ。
タイヤはEVA製で!
自転車のタイヤといえばゴム製のイメージがあるけど、EVAにしましょう。EVAのメリットはパンクがないこと。だからメンテの必要がない。
それにゴム製よりも軽量です。
耐久力はゴム製に劣りますが、ちびっこ一人が乗った時の負荷なんていうのは知れているので問題ありません。
4年使った我が家のストライダー(EVAタイヤ)も、すり減ってはいますが実用上まったく問題ありません。
サドルの高さを簡単に変えられるものにしよう
乳幼児の成長具合はすさまじいですよね。どんどん大きくなるので、サドルの高さも頻繁に調整する必要があります。
ストライダーの良いは、サドルの高さ調整に工具が不要で、止めているレバーのONとOFFだけでできるところ。
いやいや、頻繁って言っても数カ月に1回でしょ?
一人で使っているのならそうですね。
しかし我が家は兄弟でシェアすることもあったので、兄と弟、それぞれに合わせてすぐに調整いたのが便利でした。
これはお友達とシェアする場合でも同じことが言えます。手軽にこしたことはないということですね。
オススメバランスバイク3選
上記を踏まえて、私がおススメしたいバランスバイクを紹介します。
ストライダー
これはもう定番だよね。実際に使っていて後悔がないのでオススメします。
バランスバイクに必要なすべての要素を兼ね揃えていますが、特に良いと思うのは軽量であることです。重量はわずか3キロ!
乗りはじめの2歳児でも無理なく操作できる重量で、特に小さい子はこれが良いでしょう。
デメリットは価格が高いことですね。
性能は間違いないし、ブランド的にも良い、だけど高い。なんだかiPhoneみたいですね。
さらに、4~5歳くらいのちょっと大きい子向けのスポーツモデルもあります。ハンドルを細くしたり、フレームに足を乗せやすくしたり、細部のチューンではありますが利にかなっています。
さらには、ペダルを装着可能な14インチタイヤのモデルまで出ています。はっきり言って、ストライダーに乗っている子なら5~6歳くらいで自転車に乗れるようになります。
そういう意味では、ペダルが装着できるストライダーを買うよりも、自転車を買ったほうがその後のことを考えても合理的でしょう。
ストライダーデビューが遅い子向け、または取り回しの良さを生かした乗り方を楽しむ人向けでしょうね。ストライダーらしくめちゃくちゃ軽量なのはグッド。
SPARKY バランスバイク
このSPARKYストライダーを使ってみて不満に思ったところを解消したバランスバイクだそうで、日本のメーカーがつくっています。
バランスバイクから自転車に乗り換えたときに苦戦するのが、バランスバイクにない機能を使うことです。具体的にはペダルとブレーキになるんですが、これはブレーキがすでについているため、乗り換える前に使い方を覚える事ができますし、いざというときにも安全です。
タイヤはEVAよりも耐久力に優れたゴム製を採用しており、ブレーキなどの装備も相まって重量は4.5キロと、ストライダーに比べて1.5キロほど重くなっています。
そのため、多少重くてもコントロールできる3~4歳児くらいの子におすすめです。重量さえクリアすれば、装備、コスパともにストライダーよりも優れています。
また、キックスタンドがついているのも日本製ならではの気遣いを感じます。ストライダーって、スタンドついてないから、そのまま地面に横たわらせるしかないんですよね。
D-BIKE(ディーバイク)シリーズ
これまた日本のメーカー製のもので、D-BIKEシリーズは子供の成長に合わせてチョイスできるのが特徴となっています。
1歳からのチャレンジがこちら「D-BIKE mini」でございます。こういうのに乗っていた当時の自分の子のことを思い出すとニヤニヤしちゃうよね。もう一回赤ちゃんに戻って抱っこしたいなぁなんて。
お次は1.5歳だそうで。いや、刻んできますねぇ。DAX(ダックス)の名の由来か、サドルにくっついた尻尾みたいなデザインがかわいいですね。
ほんでもって2歳になるとようやくバランスバイクになります。これは「D-BIKE KIX」といいまして、前述のストライダーとSPARKYの良いとこどりをしたような仕様になっています。
SPARKY同様にブレーキとキックスタンドが装着されています。一方、タイヤはEVAを採用しており、重量は3.6キロと軽量に仕上がっています。また、フレームには高強度で軽量なアルミ素材を使っており、耐久性も問題ありません。
いや、いいなこれ。自分がストライダーを購入したときにあったのならこっちにしていたと思う。
さらに大きくなるにつれて、自転車仕様へと変化していき、ついにペダルを装着した「D-BIKEマスター」となります。
これは成長に合わせて12インチ~18インチまでありますので、大きいモデルは小学校高学年でも使えそうですね。
以上、オススメバランスバイクでした。
正直、ノーブランドなら5000円以下のものもあるけれど、かわいい我が子が乗るものだと思ったら、あんまり安いものは避けたいと思うしオススメできないなと。それは品質という安全面が担保できないからです。
バランスバイクは、幼児期の乗り物としてすっかり定着していますので、子どもが小学生にあがって乗らなくなったっていう人も多いのではないでしょうか。そういう友人から譲ってもらうのもひとつの手段だと思います。
うちもたま~に遊びで乗るくらいで、正直なくても問題ないのでもらってくれる友人がいたらあげたいくらいです。ただし、長男と次男と合わせて5年くらい乗っていますので、だいぶボロボロですけどね。。。
コメント