基本データ
登場作品 | サガフロンティア |
武器タイプ | 銃(打) |
スタイル① | SS「絶対、許さない!」 |
エミリアはロマンシングサガ・リ・ユニバースではじめて銃キャラとして実装されたキャラクターです。
銃は攻撃力がキャラクターの器用さに依存する打属性の武器で、すべて間接攻撃となるため敵のカウンターを喰らわないという特性もあります。
SSスタイルではレベル50で器用さ補正が83%+17と非常に高く、はじめて実装された銃キャラにも関わらず、かなりの強スタイルとなっています。
記事を書いている7月6日現在、SSスタイルしか実装されていないので、技継承ができないところが弱点です。
SS「絶対、許さない!」
ロール | アタッカー | |
アビリティ① | 練気高揚 | 攻撃したとき、まれにBPが1回復 |
アビリティ② | テンションアップⅢ | 常時与えるダメージアップ(中) |
アビリティ③ | 弱点集中Ⅲ | 常時Weak攻撃ダメージアップ(大) |
技① | 集中射撃 | 打属性、威力D、コスト4
攻撃/間接/単体 |
技② | 跳弾 | 打属性、威力A、コスト8
攻撃/間接/単体 |
技③ | スウィートトラップ | 打属性、威力SSS、コスト14
攻撃/間接/単体 |
強さ…★★★★★
器用さの高スタイル補正による基礎火力もさることながら、アビリティや技構成もめちゃくちゃ優秀です。
アビリティは、アタッカーには必須のテンションアップに加えて、弱点集中があるため、打属性が弱点の敵にはすさまじい火力を発揮します。
この弱点集中を持っているアタッカーって、割と少ないんですよ。
基本的に敵(ステージ)に合わせてパーティーを編成する当ゲームにおいて、打属性が有効なところでは圧倒的な殲滅力を誇ります。
また、技の構成では威力がSSSのスウィートトラップがあります。
威力がSSSの技って、現時点(2019年7月6日)だと、ほかには「マキ割りダイナミック」と「無明剣」くらいしかありません。
未覚醒だとコストが14あるため、仮に最大覚醒させたとしてもコスト11なので、なかなか使える場面が少ないのがネックではありますが、必殺の一撃として強ボスにぶっぱなしたいですね。
でも、エミリアの本当の魅力は別の技にあります。
スウィートトラップがロマン枠だとすれば、実用枠として輝くのが跳弾です。
跳弾は威力Aにも関わらずコストが8であり、2段階覚醒できるので、コストを6まで落とすことができます。
コストが6だと、毎ターンBPが3回復するので2ターンに1回、威力Aの技を使えるってことになります。
この覚醒コスト6+威力Aの技が、これまたレアなんですよね。同じコストだと、多くの場合威力がBなんですよ、このゲーム。
コスト6にできて威力がAの技って、ほかには大剣の「ブルクラッシュ」とか槍の「悪戯二段」くらいしかありません。
そんな優遇技を2持っているあたり、サービス開始から半年近くたってやっと実装された銃キャラに恥じないキャラクターに仕上がっています。
唯一の弱点は全体技を持っていないことなので、技を継承できるSスタイルの実装が待たれます。
イラスト…★★★★☆
原作のサガフロンティアでは、エミリアを主人公にするといろいろなコスチュームに着替えることができます。
このスタイルで着ているウェディングドレスは、ラスボス戦のときに着ているものですね。
場面を考えれば仕方ないんですけど、ちょっと目がイッちゃっている感じで、しかも銃の表現が少し微妙じゃないですかね。
ガラケーに見えるという意見がありますが、一度それを認識してしまうと、ガラケーにしか見えなくなります。
きっと、結婚式当日に共通の友人として来ていた昔の彼女とこっそりキスをする結婚相手を見てしまい、怒り心頭ながら冷静に現場を写真に収めようとしているところなのでしょう。
この後に記載しているスタイルコメントからも、結婚相手を惑わすにっくき元カノに対する憎悪がうかがえます。
スタイルコメント
わたしの夢、わたしの希望、わたしの理想、わたしの…彼…。お前はすべてを奪った。
絶対、許さない!さあ、正体を見せなさい。
そして、地獄に堕ちろ!
かなり物騒なコメントですね。地獄に堕ちろって、人に対して心の底から言う場面はなかなかないと思います。
原作の最終シーン、エミリアはずっと追いかけ続けた恋人を殺した敵と出会います。エミリアの目的は、自分の幸せ(恋人)を奪った敵に復讐することでした。
まさにその敵と対峙した最終シーンのところってことですね。格好もそのときのウエディングドレスだし。
・・・そんな場面で、こんな訳の分からない世界に呼び出されるってどうなんですかね。
やっと念願叶うぞーってところで、まさかの寸止め。
結局正体も分からずで、モヤモヤ感マックス状態です。
もしかしたら、彼女の強さはこの怒りをずっと引きずっているからなのかもしれないですね。
ちなみに、この敵はジョーカーっていうキャラクターで、殺された恋人はSスタイルで実装されているレンなんですけど、どうもジョーカーの正体は殺されたはずのレンでしたっていうオチみたいなんですよね。
原作のエンディングでも明確に表現されているわけではないので、本当のところは分からないんですけど。
そういった意味では、本当の悲しみを背負うことなくこの世界に呼び出されたのは、彼女にとって幸せだったのかもしれません。