先日、Sプランで維持費0円という激安っぷりに惹かれて、ワイモバイルでiPhoneSEを契約しました。
どんな契約だったか、細かいところは下記記事を参照いただくとして。
問題はワイモバイルの店員から
「ワイモバイルのiPhoneのSIMは、ワイモバイルのiPhoneでしか使えないんですよ」
と言われたことに起因します。
実はSIMを差し替えてP10liteで運用しようと思っていたところ、通話はできるけど、どうやってもデータ通信ができなかったんですね。
それで困ってワイモバイルショップに行って尋ねたところ、上記のような回答だったのです。
単純な私は、SIM側にワイモバイル独自のロックが掛かっているのかと思って、P10liteでの運用をあきらめました。
ところが・・・
調べてみたら簡単にできるじゃないですか。
実際にやってみたらできたじゃないですか。
ワイモバイル側も公式には認めていないし、開示していない方法なので自己責任となりますが、恐らく問題ないでしょう。
同じようなことを考える人は少ないとは思いますが、せっかくなので公開します。
SIMにロックなんて掛かってなかった。
キャリアから販売されている端末にSIMロックが掛かっていることはもはや常識ですよね。今でこそ解除できるようになりましたが、なかなかセコイことをするなと思います。
だから、何らかの方法でSIMにもロックが掛けられるのかと思ったんですよ。
ワイモバイルの店員から言われたら「そういうものなんだ」と思ってしまったのが、今回の私の甘いところ。
ド田舎出身だからか、すぐ信じてしまう。肝心なところに気が付かない。
生涯でダマされたことはないけど、気を付けたい。
データ通信ができない原因は、APNなど特定のSIMカードで通信を行なうための端末側の設定が違っていたことにあったんです。
そして、その設定をなぜかワイモバイルは開示していません。
使われているSIMカードと設定方法
ワイモバイルのiPhoneには「n141」と書かれたSIMカードが使われています。
この「n141」のSIMカードだけ、設定方法が開示されていないんです。
同社のiPhone以外のSIM、例えばSIMカード単体のもの、Android端末に使われているSIMカードは、すべて設定が開示されていて、ほぼ差し込むだけで通話はもちろん、データ通信ができるようになります。
ところが調べてみたら「n141」の設定方法が割と簡単に分かりました。
実際に当初運用を予定していたP10liteで設定したところ、あっさりと通信できました。
その設定は下記の通りです。
APN:kqtqjs
ユーザー名:tnsrknk
パスワード:cmtknrn
認証タイプ:PAP
上記の通り、手動設定で入力してください。
これ以外のところは未入力でいけました。
ただし、テザリングができませんので、普段から活用されている方はご注意ください。
この方法の活用しどころ
結局、一度iPhoneSEを使い出したら、それに慣れたし、処理性能やカメラ性能など勝っている部分が多く、P10liteは売却しようと思います。
でも、手持ちのSIMフリー端末があれば、それを使って新品のiPhoneSEをソッコー売却することで、それなりのお小遣いを得ることができます。
当初、私がそうしようと思っていました。
あとはiPhoneSEをそのまま使っていたとして、そのiPhoneSEが壊れたときですね。
端末保障に入ってなければ修理代は高額になるし、また同じようにワイモバイルのiPhoneシリーズを調達しようと思ったら、新しく契約するか、中古市場を探すことになります。
しかし、それ以外の端末で使えれば、自分の古い端末でも、奥さんや友人から使っていない端末を譲り受けて使うってこともできます。
何かと縛りは少ないほうが良いですよね。
むしろ、ワイモバイルが「n141」という他とは違うSIMカードを使ってまで縛りを設ける意味があまり分かりませんね。
だって、料金に紐づいているのはSIMカードですからね。別に他の端末で運用されようが、料金が変わるわけではないですから、ワイモバイル側に不利益はないと思うんですが。。。
ぜひ、公式に対応していただくことに期待して、この記事を終わります。
コメント
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