男の子は、ほぼ例外なく電車が好きです。
だから男の子は、ほぼ例外なくプラレールが好きです。
そしてうちの子も、例外なくプラレールが好きなんです。
ある日、長男(5歳)からとあるリクエストを受けました。
「湘南新宿ラインと常磐線を繋げて!お願い~パパ~」
え、簡単に繋げるやん。
そう思ったアナタ、これがそうじゃないんですよ。
御存知の通り、プラレールは3両編成が基本となっていて、中の車両は前後に接続部があるものの、前と後ろの車両は後ろにしか接続部がないんです。
このときの長男のリクエストは先頭車両を繋げてほしいというもの。
前に接続部がないから、流行りのDIYをするしかないんですね。
試行錯誤の末、簡単な方法を思いついたので紹介します。
準備するもの
ゼムクリップ3つ、ゼムクリップを止めるためのテープ類、以上!
ゼムクリップって、書類を止めるのにつかうアレね。からまって知恵の輪みたいになるやつ。
レッツジョイント!
ゼムクリップを下の写真のようにつないでください。
3つをクリップのすき間部分から通すだけです。
これでジョイント部分が完成ですw
つぎに貼り付けましょう。
ガムテープなど、なんでも良いので単純に貼り付けるだけです。
このとき、貼り付けたクリップを車体からちょっとだけはみ出るように貼り付けると、見た目にもキレイに仕上がります。
これで完成です。
見た目にも悪くないでしょう。金属パーツってあたりが、プラよりも高級感がある(と思う)
これで急カーブも登りも下りも脱線することなく、快適なプラレールライフが過ごせます。
初期型はカーブで脱線したりして、逆に子供がイライラしちゃって大変だったな。。。(遠い目)
解説させて!
方法っていうだけならもうおしまいなんだけど、けっこう考えてこだわって行きついた結論なので、ちょっと解説させて!
まず意識したのは「ジョイント部分の遊び」。
純正ジョイントを観察すると、プラ接続パーツに適度な遊びがあることに気が付きます。これは、カーブを曲がるときに必要な遊びです。
これを再現するために、クリップをジョイントすることで遊びを持たせています。
次に「ジョイント部分の距離」。
車両感覚が近すぎると、急カーブ時に車両同士が接触して脱線をしてしまいます。だから、クリップジョイントを採用して距離を持たせました。
見た目を重視するなら、もっと近い方がキレイなんだけど、この手法でもノーマルのジョイント部分と車両間の距離はあまり変わらないので、これくらいが「適度」なんでしょうね。
最後に「手軽さ」。
実はゼムクリップを使った手法以外にも、釣り糸を使った方法など、いくつか成功しています。
だけど、誰でも簡単に手に入るものでできるように試行錯誤した末が、このゼムクリップジョイントなんです。
ゼムクリップなんて、仕事、特に事務系なら必ず目にするし、よく使っているだろう。会社からちょびっと拝借するもよし、100円ショップで購入するもよし。
簡単に、安く手に入るもので極限まで手間のかからない方法がこれだという結論に至りました。
このジョイントを編み出すにあたり、一番の難所だった坂曲レールの登り。
脱線しやすい、このレールだって問題なく突破できます。
先頭車両同士の連結ができると、簡単に10両編成とか出来るので子供に喜ばれること間違いなしです。
ホント簡単なので、小さいお子様のいる家庭の方はぜひともお試しください。