帰りの電車中の出来事です。
隣に座っていた母娘が、前に立っていた60才くらいの女性に、さっき買ったというパンを勧めてきました。
面識はない様子で、一拍置いてから母親が「アレルギーがあるんです」と断っていました。アレルギーと言われたら勧めたほうも「ごめんね」と言って仕舞っていました。
その後、女性が降りたあとに「知らない人から物をもらったらダメだよ」と子供に教えていました。どうやら、アレルギーであるということはウソだったようです。
母親の女性からの好意を無駄にするこの行動、皆さんはどう思われますか?
ふたりの子供を持つ親として、わたしはこう言いたい。
「そんなものは親切でもなんでもない!余計な気を使わせないでくれ(-_-メ)」
つまりは、母親の行動を圧倒的に支持します。そして、子連れだとしばしばあることなので、アレルギーという方便はわたしも今度から使おうと思った次第です。
パンをくれようとした人は好意だったのかもしれませんが、言われた側はありがた迷惑極まりないです。無下に断れば角が立つし、かといって子供に食べさせたくないし。
やっぱり清潔感とか気になりますよね。自分の体以上に大切な子供の体ですから。体に悪いもの入ってない?極端な話、毒が入ってるんじゃないか?
信頼関係ゼロの赤の他人からもらったものなんて信用できるわけがありません。
つーわけで言いたい。子供にお菓子をくれる大人はどういうつもりなのか。自分の親切心に自己満足したいだけなら、迷惑だから止めてくれ。あ、パンはもっとタチ悪いですよ。
だけれども、そういう人って大概お年寄りの方。古き良き日本はそれが当たり前だったのかもしれないです。
そういったことを嘆く人がいるけど、時代が変われば「良い」も変わるのが当たり前です。少なくとも、今回の女性の行為は現代社会における「良い」とは著しく乖離した行為だと、そのように思いますね。
なんだか印象的な出来事だったので、思わず記事にしてしまいました。
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